LGBTQへの理解拡大求め行進

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共同通信
「さっぽろレインボープライド」でシャボン玉を飛ばす人たち=17日午後、札幌市

 誰も私たちの存在を否定できない―。LGBTQ(性的少数者)などへの理解を広げようと、札幌市で17日、当事者や支援者ら約900人がパレードを行った。性的マイノリティーのシンボルとなっているレインボーの小旗を手に笑顔で練り歩いた後には、シャボン玉を飛ばすバブルリリースが行われた。パレードは23回目。

 16日から2日間行われたイベント「さっぽろレインボープライド」の一環。大通公園や札幌市時計台の周辺で、参加者は「私たちは普通にここにいる」「『家庭を持つ権利』を全ての人に」と思い思いのメッセージボードを掲げながら約1時間半にわたり行進した。