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共同通信
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沖縄県石垣市の石垣島で計画されているリゾートゴルフ場開発は、生態系を破壊する行為で、開発区域にある市有地を事業者に無償貸与するのも違法だとして、市民らが19日までに、貸与差し止めなどを求めた住民訴訟を那覇地裁に起こした。原告には、開発区域を営巣地とする国の特別天然記念物カンムリワシも加わった。15日付。
自然や生物などの権利が侵害された際、人間の原告が生物に代わって訴える「自然の権利訴訟」の一環。1995年、鹿児島県奄美大島のゴルフ場開発を巡り、アマミノクロウサギなどを原告にした訴訟を皮切りに、山口県や長崎県でも同種の訴えが起こされた。