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共同通信
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JR東京駅近くのビル建設現場で転落した作業員2人が死亡した事故で、搬送された作業員5人は、7階で設置作業をしていた鉄骨の梁がクレーンのワイヤから外れた影響で3階に転落したことが19日、警視庁中央署への取材で分かった。死亡した2人はこの際に落下した鉄骨の下敷きになった。署は業務上過失致死傷の疑いで捜査する。
署によると、意識不明の重体だった40代の男性作業員は意識が回復した。他にけがをした20代の男性2人も命に別条はないという。複数の梁が落下したとみられ、警視庁が状況を確認している。