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共同通信
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【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比106.57ドル安の3万4517.73ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を20日に控えて投資家が慎重姿勢を強め、売り注文が優勢となった。
市場では政策金利を据え置くとの予想が支配的な一方で、根強い物価高を背景に金融引き締めが長期化することへの警戒感が広がっている。前日終値と比べた下げ幅は一時310ドルを超えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、32.05ポイント安の1万3678.19。
個別銘柄では、半導体のインテル、娯楽・メディアのウォルト・ディズニーの下落が目立った。ITのIBMは買われた。