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共同通信
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【ニューヨーク共同】岸田文雄首相は20日午後(日本時間21日未明)、モンゴルのフレルスフ大統領と米ニューヨークで会談した。首相が東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、安全性に万全を期していると説明し理解を求めたのに対し、フレルスフ氏は日本の立場を支持する考えを示した。
両氏は北朝鮮による日本人拉致問題や核・ミサイル問題、ロシアのウクライナ侵攻についても意見を交わし、国連改革の必要性で一致した。
モンゴルが砂漠化対策として進める植林への協力など両国関係を一層強化する方針を確認。モンゴルがロケ地となったTBS系テレビドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」も話題に上った。