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共同通信
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来日した博覧会国際事務局(BIE)のケルケンツェス事務局長は20日、西村康稔経済産業相と会談し、2025年大阪・関西万博の海外パビリオンの建設遅れが指摘されていることについて「数週間から2カ月もすれば事態は収拾する」と楽観的な見方を示した。
ケルケンツェス氏は準備段階では問題が付きものだとし「25年の予定通りの開幕に疑義は全くない」と強調。デザインを簡素化した上で日本国際博覧会協会が建設を代行する「タイプX」などの提案を念頭に、開催に向け「機運が高まっている」と評価した。
西村氏は「正念場を迎えている」との認識を表明。タイプXに移行する参加国が増えることに期待を示した。