北海道大、論文の不正認定

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共同通信
記者会見する北海道大の増田隆夫副学長(中央)ら=20日午後、札幌市

 北海道大は20日、札幌市内で記者会見し、大学院理学研究院の沢村正也教授らの研究チームが米科学誌に発表した論文にデータの捏造や改ざんがあったと認定したと明らかにした。

 論文は触媒開発に関する内容で、2020年8月に米誌サイエンスで発表。その後、使用したデータに不自然な部分があることが判明し、昨年4月に論文を撤回した。

 北大はデータ改ざんの疑いがあるとして調査委員会を設置し、経緯を調べていた。