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共同通信
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【ワシントン共同】新型コロナウイルス流行に関する米下院特別小委員会は20日までに、コロナ流行の起源を調査した中央情報局(CIA)の複数の担当者が多額の金銭を受け取り結論を変更したとの買収疑惑があるとして、CIAに関連情報の提出を求めた。内部告発が発端で、情報を基に検証するとしている。
内部告発によると、CIAの調査チーム7人のうち6人が当初、信頼度は低いものの、中国・武漢ウイルス研究所が起源との評価を下すのに十分な情報があると判断していた。最も階級が高い1人だけが、自然界でウイルスを保有していた動物への接触とする説を唱えていた。6月に国家情報長官室が公開した報告書で、CIAは起源について「判定不能」と結論付けていた。
特別小委がCIAのバーンズ長官に送付した12日付の書簡によると、内部告発者はCIAに数十年間勤務している幹部職員。6人に金銭を渡したとされる人物や、その額など詳細は不明。CIAに対して金銭授受の有無など関連情報の提出を求めている。