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共同通信
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来日した博覧会国際事務局(BIE)のケルケンツェス事務局長は21日、自見英子万博相と東京都内で会談し、2025年大阪・関西万博を巡り意見交換した。ケルケンツェス氏は会談後に記者団の取材に応じ、開催延期を懸念する声が広がっていることに対し「議論したことはない」と否定した。
万博を巡っては、海外パビリオンの建設遅れが問題になっているが、ケルケンツェス氏は「年末には参加国がどのタイプにするか決定しているだろう」とも述べた。万博を運営する日本国際博覧会協会は、デザインを簡素化した上で建設を代行する「タイプX」への移行を提案している。