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共同通信
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国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の元肝胆膵内科医長の医師橋本裕輔容疑者(47)が収賄容疑で逮捕された事件で、賄賂とされる現金約170万円は、贈賄側の医療機器メーカー「ゼオンメディカル」(東京)の会社名義の口座から、橋本容疑者の口座に振り込まれていたことが22日、警視庁捜査2課への取材で分かった。
贈賄容疑で逮捕されたゼオン社の元社長柳田昇容疑者(67)は橋本容疑者と面識はないとみられている。柳田容疑者は社長だった当時、営業担当者らに高い売り上げ目標を課しており、捜査2課は、部下の賄賂提供を承認しながら会社ぐるみで不正をしたとみている。