衆院選直前、政党支部に業者寄付

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共同通信
(左から)自民党の高市早苗経済安全保障担当相、萩生田光一政調会長、小渕優子選対委員長

 自民党の高市早苗経済安全保障担当相と萩生田光一政調会長、小渕優子選対委員長の3氏は22日、2021年衆院選直前に、国の公共事業請負業者から3氏が代表を務める政党支部に寄付があったとの一部報道を認めた。高市、小渕両氏は既に返金手続きを取り、萩生田氏も返金予定としている。

 高市氏は記者会見で、公共事業請負業者から50万円の寄付を受けたと認めた。

 萩生田氏は党本部で記者団に対し、法令に基づき適正に処理したとした上で「寄付した企業が国の公共事業を受注していたことは存じ上げなかった」と述べた。小渕氏も「国の仕事に携わっているかどうかは調べるすべがない」と記者団に語った。