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共同通信
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JR東京駅近くのビル建設現場で鉄骨の梁と共に作業員5人が転落し、死傷した事故で、警視庁は22日、業務上過失致死容疑で現場検証した。梁は7階部分に仮留めされた後、クレーンのワイヤを外した際に落下したとみられる。事故があった19日に設置した別の梁4本も落下しており、詳しい原因を調べる。
事故は午前9時20分ごろ、東京都中央区八重洲1丁目で発生。男性作業員5人が7階部分から3階に落ちた。いずれも仮留めした梁の上にいたとみられ、命綱となる安全帯を装着。少なくとも死亡した2人は落下した梁とつながっていた。警視庁は骨折などのけがをした3人もつながっていたとみている。