Published by
共同通信
共同通信
自民党の麻生太郎副総裁は21日、高松市で講演し、国民民主党副代表だった矢田稚子氏の首相補佐官就任に関し、賃上げ実現に向け労働組合の意見を反映させるためだと狙いを説明した。矢田氏は連合傘下の民間産業別労組「電機連合」出身の元参院議員。麻生氏は「経団連と賃上げの話をしているのが自民だ。連合との間を取り持って賃上げをしてくれと交渉している」と語った。
同時に、連合の芳野友子会長とも賃上げについて話した経緯に触れ「率直に賃上げをできる体制をつくっているのが岸田政権だ」と強調した。