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共同通信
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石川県白山市のホテルで女性が首や胸を刺され殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された住所不定、無職中村信之容疑者(54)の刑事責任能力を調べるため、金沢地検が週明けにも裁判所に鑑定留置を請求する方向で調整していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。
中村容疑者は被害者の接客業の女性(23)=金沢市=と初対面だったという。一方で「殺意はあった」と供述し、女性の体には少なくとも10カ所の刺し傷があり、事件当時の精神状態を調べる必要があると判断したとみられる。
事件は11日未明に発生。中村容疑者は白山市内のホテルで女性を刃物で刺し、殺害した疑いが持たれている。