ロシア側が知事選出

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共同通信

 ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ南部ザポロジエ州の議会は23日、州の大半を実効支配するロシア側行政府トップのエブゲニー・バリツキー氏(53)を州知事に選出した。タス通信などが報じた。

 バリツキー氏はウクライナ最高会議(議会)元議員。ロシアによるウクライナ侵攻後の昨年4月から、ロシアが同州に設置した行政府のトップを務めている。

 ザポロジエ州のロシア側支配地域では今月、ロシアが地方選を強行し州議会が選出された。ウクライナは選挙を不法として認めていない。(共同)