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共同通信
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大相撲秋場所で4場所ぶり4度目の優勝を果たした大関貴景勝が千秋楽から一夜明けた25日、東京・両国国技館で記者会見に臨み「名古屋場所でみんなが頑張っていた姿が発奮材料になった。どうしても優勝したいという思いだった」と息をついた。今場所は7度目のかど番で、千秋楽は平幕熱海富士との優勝決定戦を制した。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で11勝4敗は最も低い成績となり、今回が4例目。
貴景勝は両膝の故障で名古屋場所を全休。全休明けの大関の優勝は、2003年春場所の千代大海以来2度目だった。照ノ富士の休場で横綱不在の中、看板力士の責任を果たした。