モラレス元大統領が出馬表明

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共同通信

 【サンパウロ共同】南米ボリビアの左派エボ・モラレス元大統領は24日、2025年の大統領選への出馬をX(旧ツイッター)で表明した。モラレス氏は19年の大統領選で4選の勝利宣言をしたが、不正疑惑と抗議デモを受けて辞任した。

 モラレス氏は同国初の先住民出身大統領として06~19年に在任。辞任後はメキシコやアルゼンチンに約1年間亡命していた。モラレス氏はXで、支持者の「願いを受け入れ」出馬を決めたと表明。アルセ現大統領は自身の後継者だが「政府からの攻撃で(出馬を)余儀なくされた」とも言及、現政権との溝を示唆した。