同居女性3人への暴行認める

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共同通信

 大津市の自宅で同居女性3人に「蹴り殺すぞ」などと言って脅し、パイプ椅子で殴るなどしたとして暴力行為法違反罪に問われた設備業山森健被告(44)は25日、大津地裁(大嶋真理子裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は10月10日。

 検察側は論告で、被告が被害女性3人に対し日常的に暴言を吐いて萎縮させ、肉体的、精神的に抑圧したと指摘。動機も自己中心的で厳しい処罰が必要だとした。

 弁護側は最終弁論で、被告と被害者の間に支配関係はなかったなどと主張した。