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共同通信
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【ソウル共同】日本と中国、韓国は26日、ソウルで外務省高級事務レベル協議を開いた。日中韓首脳会談の早期再開に向けた本格調整に着手。韓国は議長国として年内の首脳会談開催を目指すが、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り日中関係が悪化する中、3カ国協力を進められるかどうかが焦点だ。
新型コロナウイルスの感染拡大や各国間の関係悪化などで3カ国の首脳会談は2019年12月を最後に途絶えている。日本政府は「韓国の取り組みを支持し、3カ国の事務レベルでしっかり検討を進める」(松野博一官房長官)との立場。韓国と協力して中国との関係修復を図る狙いだ。