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共同通信
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木原稔防衛相は10月初旬に米ワシントンを訪れ、オースティン国防長官と会談する方針を固めた。就任直後に初の外国訪問として訪米することで、日米の結束をアピール。日本が保有を決めた他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力(敵基地攻撃能力)の運用に向け、日米の役割分担を協議する。関係者が26日、明らかにした。
会談では、日米同盟の抑止力、対処力を引き続き強化すると確認。2024年度末に陸海空3自衛隊を一元的に指揮する常設の「統合司令部」を設置する防衛省の方針を踏まえ、在日米軍や米インド太平洋軍との連携の在り方も議題となる見通しだ。