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共同通信
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野党は26日、岸田文雄首相が取りまとめを指示した経済対策に関し「ばらまき的な補正予算につながるのではないか」(立憲民主党の大串博志選対委員長)と批判した。経済対策の財源を裏付ける2023年度補正予算案を審議する臨時国会を早期に召集すべきだとも主張した。
大串氏は取材に、経済対策5本柱について「目新しさはなく、年度途中に取り組む緊要性があるのか。政治的なパフォーマンスだ」と語った。
共産党の小池晃書記局長は「実効性が全くない肩透かしの経済対策だ」と指摘。10月から消費税のインボイス制度が始まるのを踏まえ「岸田政権は一層経済を低迷させ、国民を苦しめる方向に進んでいる」と述べた。