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共同通信
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京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判第9回公判が25日、京都地裁(増田啓祐裁判長)であった。裁判員からの被告人質問で事件や京アニについて「今はどういう気持ちか」と問われ、「作品を取られたからといって人の命を奪うほどなのかと考えたら、悩むことが増えた」と語った。被告人質問はこの日で一段落し、次回から証人尋問に移る見込み。
被告は「やり過ぎではなかったかと思っている」とも述べた。当時の心境を尋ねられ「一言で言うと、やけくそという気持ち」と話した。裁判官が自分も死ぬつもりだったのかと問うと「そこまで考えていなかった」と述べた。