NY円、一時148円97銭

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共同通信
日本円と米ドルの為替市場のイメージ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け25日のニューヨーク外国為替市場の円相場は円売りドル買いが進み、一時1ドル=148円97銭と昨年10月下旬以来、約11カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。米長期金利の上昇に伴い、運用に有利なドルを買って円を売る動きが加速した。

 午後5時現在は前週末比49銭円安ドル高の1ドル=148円83~93銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0586~96ドル、157円52~62銭。

 根強いインフレに対応するため、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化するとの観測が広がっている。一方、日銀は大規模な金融緩和政策を当面続ける見通しで、日米の金融政策の違いも意識された。