福岡のチェーン暴行「重大事態」

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共同通信

 福岡市の私立中のバスケットボール部で、1年の男子生徒が複数の上級生にチェーンで体を縛られ暴行を受けた問題で、学校は26日までに、上級生の行為をいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、県に報告した。学校が同日、明らかにした。学校によると福岡県警は27日、現場検証する。

 男子生徒は9月中旬の練習後に暴行され、顔に約2週間のけがを負い、不登校になった。男子生徒は県警に被害届を提出し、受理された。

 体育館倉庫で2、3年生が数十分、男子生徒を鉄製のチェーンで縛って平手打ちするなどし、目撃した別の生徒が教員に報告し発覚した。