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共同通信
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【デトロイト共同】トランプ前米大統領(77)は27日、中西部ミシガン州デトロイト近郊の自動車関連企業で演説し、民主党のバイデン政権の電気自動車(EV)普及策は「自動車労働者を失業に追いやる政策だ」と批判した。2024年大統領選に向けて、再選を目指すバイデン大統領(80)の支持基盤である労働組合員らの不満をくみ取り、切り崩しを図った。
米メディアによると、自動車労働者や配管工、電気技師ら数百人が参加した。トランプ氏は「あなた方がこの国をつくり、動かしている」と持ち上げ、自身への支持を訴えた。
ミシガン州は車産業の本拠地で、大統領選の激戦州でもある。