ビッグモーター関連の相談数増加

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共同通信

 消費者庁は27日、中古車販売大手ビッグモーターに関する消費生活相談が2023年度の4~8月、全国の消費生活センターなどに1425件寄せられたと公表した。一連の問題が発覚した7月以降に相談が増加。修理代や保険など過去に結んだ契約の信頼性に関する不安や、強引な勧誘や査定額の減額を巡るトラブルの相談なども含まれていたとしている。

 内訳は、自動車の購入や売却などに関する相談が1011件と約7割を占めた。ほかには修理サービスで141件、車検サービスで152件、その他は121件あった。

 ビッグモーターに関する相談件数は19年度以降、千件以上が続いており、22年度は1491件だった。