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共同通信
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2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設が遅れている問題で、大阪府と大阪市は27日、会場となる市の人工島・夢洲での工事を促進するための環境改善策をとりまとめた。来年秋ごろの工事本格化を見据えて、会場につながる高架橋の完成を3カ月前倒しし、夢洲内の工事車両出入り口を3カ所から6カ所に増やす。
府市合同の万博推進本部会議で担当者が報告した。地元の建設業団体を個別に訪問し、工事への参画を呼びかけているとの説明もあった。
岸田文雄首相は8月、万博会場の工事環境を改善するよう府市に要請していた。