Published by
共同通信
共同通信
豚の飼育頭数が全国首位の鹿児島、2位の宮崎、熊本の3県は27日、政府が豚熱(CSF)のワクチン接種計画を承認したことを受け、各地の養豚場でワクチン接種を始めた。九州は国内の約3割を飼育する「養豚王国」。福岡、佐賀など北部4県は19日に着手済みで、九州全域で接種が始まったことになる。
農場約350カ所の約70万頭が対象となる宮崎県では、初回接種の完了は11月中旬を見込んでいる。
熊本県では約180農場の約31万頭が主な対象。
500カ所余りで約100万頭が飼育されている鹿児島県では26日からワクチンを配送し始め、27日午前中に接種を開始した。