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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は27日、訪問先の西部カリフォルニア州で科学技術諮問会議に出席し、人工知能(AI)活用とリスク抑制を両立するための大統領令を「この秋に」出すと話した。政権として消費者や労働者の保護に取り組む考えを7月に明らかにしていた。責任あるAI開発に関する立法でも議会と協力する。
バイデン氏は、5月からストライキを続けていた全米脚本家組合(WGA)を構成する主要2団体と制作会社側が、AIによる作品改変を禁止することなどで暫定合意したことに言及。AIの課題は広範囲に及ぶとの認識を示した。