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共同通信
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【ワシントン共同】中国のハッカー集団が米政府のメールアカウントを攻撃した事件で、ロイター通信は27日、国務省から不正流出したメールが6万通に上ったと伝えた。国務省から同日説明を受けたシュミット上院議員(共和党)のスタッフの話としている。事件では商務省なども標的となり、少なくとも数十万通が流出したとみられると報じられていた。
国務省の10のメールアカウントが被害に遭い、うち九つは東アジア・太平洋局の職員のものだった。
事件では中国の軍や情報機関と関係しているとされるハッカー集団が5~6月にマイクロソフト社のクラウドシステムのメールアカウントを攻撃した。