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共同通信
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神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)の循環器内科の男性医師が関わったカテーテル手術後に複数の患者が死亡したとされる問題で、兵庫県弁護士会所属の弁護士14人が、遺族らの支援や救済に向け真相究明のための調査などに取り組む被害弁護団を結成したことが27日、分かった。
同病院を巡っては、1月に赴任した男性医師がカテーテル手術を実施後、死亡や容体が悪化した患者が約10人いたとされる告発文が市の保健所などに届いた。市は8月にカルテ記載が不十分など安全管理に不備があったとして是正を求める行政指導を実施。病院側は国の医療事故調査制度に基づき外部の専門家に検証を依頼するとしている。