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共同通信
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【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=149円71銭と昨年10月下旬以来、約11カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇し、日米金利差が意識され運用に有利なドルを買って円を売る動きが強まった。
午後5時現在は前日比58銭円安ドル高の1ドル=149円59~69銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0500~10ドル、157円11~21銭。
根強い物価高を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)が高い水準の政策金利を当面維持するとの観測が広がっている。一方、日銀は大規模な金融緩和政策を続ける見通しで、日米の金融政策の違いもドル買いにつながった。