日本の復興支援に謝意

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共同通信

 【パル共同】4800人以上の死者・行方不明者を出したインドネシア・スラウェシ島中部地震と津波から28日で5年となった。人々は海に花びらをまき、祈りをささげた。最大被災地となった中スラウェシ州の州都パルのハディアント市長は「日本からの多くの復興支援に感謝している」と述べた。

 パルでは津波に加え、世界でも類を見ない大規模な液状化現象で被害が拡大した。ハディアント氏らは28日、沿岸部や液状化の被災地、パル近郊の集団墓地を訪れて追悼。「災害はいつでも起こり得る」と防災対策を呼びかけた。震災で娘(3)を失い、泣き伏す女性の姿もあった。