臨時国会、10月20日召集調整

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共同通信

 政府は、臨時国会を来月20日召集とする方向で与党と最終調整に入った。政権関係者が29日明らかにした。先の内閣改造後、初の国会論戦が行われる見通し。岸田文雄首相は物価高などに対応する経済対策を来月末に策定する方針。財源を裏付ける2023年度補正予算案を国会提出するかどうかが焦点となる。与野党には、国会冒頭や経済対策決定後に首相が衆院解散に踏み切るのではないかとの観測がある。

 臨時国会では補正予算案の他に、公務員の給与法改正案や、今年前半の通常国会で成立しなかった金融2法案などが扱われる見込みだ。与党内には会期を12月上旬までとする案が出ている。