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共同通信
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【ワシントン共同】米ホワイトハウスは28日、予算が確保できなければ政府閉鎖となる10月1日までの残り時間を盛り込んだ声明を立て続けに発表、野党共和党に対応を促した。議会上下両院で多数派が異なる「ねじれ」により予算審議は難航。下院の共和党内部でも対立があり、閉鎖が差し迫っている。
政府は28日、閉鎖時の対応について職員に通知を始めた。一方、下院は同日深夜、安全保障分野などの予算案を可決。ただ、上院で可決しても予算全体の一部にとどまるため、政府閉鎖の回避にはつながらない。閉鎖となれば史上最長の35日間に及んだ2018年12月~19年1月以来となる。