選挙介入事件で罪認める

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共同通信

 【ニューヨーク共同】2020年米大統領選の結果を覆そうとしたとして、トランプ前大統領ら計19人が南部ジョージア州の大陪審に起訴された事件で、被告の1人が29日、初めて司法取引に応じて罪を認めた。米メディアが伝えた。これまでは19人全員が起訴事実を否定し無罪を主張していた。検察にとってトランプ氏の有罪立証に向けた前進となる。

 米メディアによると、共和党の投票立会人を務めたスコット・ホール被告(59)が罪を認め、5年間の保護観察処分や今後ほかの被告の裁判で証言することなどの司法取引に同意した。起訴状によると、ジョージア州の地方投票システムに不正にアクセスしようとしたとしている。