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共同通信
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【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比158.84ドル安の3万3507.50ドルで取引を終えた。連邦政府機関の一部閉鎖への懸念が投資家心理を冷やし、売り注文が優勢となった。前日終値からの下げ幅は一時、250ドルを超えた。
朝方は、米商務省が発表した8月の米個人消費支出(PCE)物価指数の結果を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの観測が拡大。買い注文が先行した。その後は米長期金利の高止まりも嫌気され、売りが膨らんだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、18.04ポイント高の1万3219.32。