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獺祭、ハイドパークに酒蔵オープン
米国ブランド「獺祭ブルー」の販売開始

人気の日本酒「獺祭」で知られる旭酒造(山口県岩国市)が、ニューヨーク州ハイドパークに同社初となる海外での酒蔵を新たに建設し、新たな米国ブランド「獺祭ブルー」の販売を25日から同州内で始めた。今回の酒蔵建設を契機に、全米での商品展開を本格化させるとともに、さらなる世界進出に向けた戦略を見据えることになる。
酒蔵は、マンハッタンから車やアムトラックで2時間離れた郊外で、広大な土地にオープンした。10月19日からは、木曜と金曜の午後1~4時に併設されたテイスティングルームの営業を始め、ツアーや試飲が可能となる。獺祭ブルーは、純米大吟醸酒「タイプ50(720ミリリットル)」として、州内の小売店で販売するほか、レストランでも提供する。希望小売価格は34.99ドル(約5200円)。
酒造りに使う水は、ニューヨークのものを活用。原料は米国産にこだわり、ニューヨークの水を使用。当初は、日本から輸入した高級酒の原料米「山田錦」を使うが、年末からは、南部アーカンソー州産を使う予定で、米国産の原料にこだわる姿勢を見せている。同社3代目の桜井博志会長は「米国進出は、30年前に獺祭を世に出した時の願いである、世界進出実現に向けた重要な一歩だ」などとコメント。試飲などの受付は www.dassai.com から。
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