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共同通信
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【ウィーン共同】ロシアが侵攻するウクライナに隣接するスロバキアで30日、国民議会の選挙が行われた。ウクライナへの軍事支援継続の是非が争点の一つで、事前の世論調査では停止派と維持派が接戦となっている。いずれも単独過半数には届かない見通しだが、結果次第でウクライナ政策が変更される可能性があり注目される。
接戦となっているのは軍事支援停止や対ロ制裁の見直しを主張するフィツォ元首相率いる左派スメルと、支援継続の姿勢を示すリベラル政党プログレッシブ・スロバキア(PS)の2党。
スロバキアはNATOとEUに加盟し、ウクライナに戦闘機の供与を含む支援を続けてきた。