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共同通信
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【ウィーン共同】ロシアが侵攻するウクライナに隣接するスロバキアで9月30日、国民議会(一院制、定数150)の選挙が行われ、ロイター通信によると、ウクライナへの軍事支援停止や対ロシア制裁の見直しを主張するフィツォ元首相率いる左派スメルが1位で優勢となった。支援継続の姿勢を示すリベラル派プログレッシブ・スロバキア(PS)が2位。
いずれも単独過半数には届かない見通しで、連立政権樹立に向けた協議が今後の焦点になる。結果次第でウクライナ政策が変更される可能性があり注目される。
ロイターによると、開票が98.66%まで進んだ状況で、スメルが得票率23.37%、PSが16.86%。