代理店業務を共同企業体に

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共同通信

 2030年の冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す札幌市が、東京大会を巡る汚職・談合事件を踏まえた大会運営の見直し案で、代理店1社にスポンサー選定業務を任せず、共同企業体を活用するよう提案することが2日、市関係者への取材で分かった。組織委員会の理事は東京大会の半数に当たる約20人とし、女性の割合を約50%に目指すことも盛り込む。

 市は3日、見直し案を議論する検討委員会第3回会合で、これらを盛り込んだ原案を示す予定。会合での意見を踏まえて市議会に報告する。