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共同通信
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【杭州共同】北朝鮮の原子力工業省報道官は2日、国際原子力機関(IAEA)が9月の総会で、北朝鮮の核活動を非難する決議を採択したことを「断固糾弾、排撃する」とする談話を出した。9月に北朝鮮憲法に核戦力を高度化するとの活動原則を新たに盛り込んだことを挙げ「核保有国の地位は不可逆的になった」と主張した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、北朝鮮はIAEAを脱退しており、同機関には北朝鮮の主権行使に口を挟む資格はないと強調した。
さらに、IAEAのグロッシ事務局長は北朝鮮が7回目の核実験を準備中だと吹聴し、米欧の機嫌を取っていると主張した。