Published by
共同通信
共同通信
名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が2021年に死亡した問題で、当時の局長ら13人が再び不起訴となって捜査が終結したことを受け、小泉龍司法相は3日の閣議後記者会見で「二度とあってはならない。組織、業務の面で改革に取り組む」と述べた。
名古屋地検の不起訴の判断には「法相として所感を述べるのは差し控える」とするにとどめた。
小泉氏は「私がリーダーシップを発揮し、こういった事案が二度と起こらないような取り組みを、形だけでなく意識も含め全力でやりたい」と述べた。