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共同通信
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ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題で、同事務所は5日、東京都港区の本社ビルから社名の看板を撤去するための準備作業を始めた。同事務所は2日の記者会見で、17日付で社名を変更し「ジャニーズ」の名前をなくすと発表していた。
看板にはアルファベットで「Johnny&Associates」と書かれている。新たな社名は「SMILE―UP.(スマイルアップ)」に決定しており、同事務所に所属する「関ジャニ∞」などのグループ名も順次変更される。
本社ビルには屋上から作業用ゴンドラがつるされ、外から看板が見えづらい状態になった。スマートフォンを看板の方に向けて写真を撮影していた千葉県我孫子市の女性(68)は「ジャニーズやフォーリーブスの時代から夢中で応援していた。今回のことはとても残念。(喜多川氏には)生きているうちに罪を償ってほしかった」と話した。
所属タレントのマネジメントなどを担う新会社が近く設立され、社長には同事務所の東山紀之社長が就任する予定。