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共同通信
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プロ野球中日などで活躍した井端弘和氏(48)が4日、野球日本代表の新監督に就任。都内のホテルで記者会見し「話を頂き、とても驚いたと同時にこんな光栄なことはないと思った。魅力的な侍ジャパンを築きたい」と緊張した面持ちで語った。
契約は来年11月に開催される「プレミア12」までが前提。2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の体制は固まっておらず、侍ジャパン強化委員会の井原敦委員長は「国際大会ごとに、その時点でのベストの日本野球を示すことが今後のあるべき姿」と検討を続ける意向を示した。
井端新監督は次回WBCで指揮を執る可能性について「まずこの状況に驚いている。まだ何も考えていない」と述べた。
井端新監督は東京・堀越高から亜大を経て、1998年にドラフト5位で中日に入団。巧みな内野守備としぶとい打撃で活躍した。
日本代表では選手として2013年WBCに出場し、東京五輪では内野守備走塁コーチとして金メダルに貢献。今後はトップチームとU―15(15歳以下)の代表監督を兼ねる。