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共同通信
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4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台前半で取引された。
午後1時現在は前日比50銭円高ドル安の1ドル=149円27~30銭。ユーロは88銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円11~17銭。
政府・日銀による為替介入に対する警戒感が強まり、円を買ってドルを売る動きが優勢となった。3日のニューヨーク市場では一時1ドル=150円台と約1年ぶりの円安ドル高水準を付けた後に147円台まで急伸するなど、荒い値動きとなる場面があった。
三菱UFJ銀行の井野鉄兵チーフアナリストは「荒い値動きとなったことで介入の有無に関する思惑が広がっている。東京市場は神経戦となりそうだ」と話した。