犯罪収益詐取疑いで男を逮捕

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共同通信
愛知県警本部

 国際ロマンス詐欺グループによる犯罪収益であることを金融機関に隠し、タイの会社との正当な商取引を装って計約8480万円を送金させ、不正に出金したとして、愛知県警は4日、詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)の疑いで名古屋市、会社役員加古直秀容疑者(55)を逮捕した。

 加古容疑者が代表を務めるパソコン販売会社「アイラボファクトリー」(名古屋市)名義の口座には、タイから約5億5千万円が複数回にわたって振り込まれており、県警が関連を調べている。

 逮捕容疑は、2019年10月9日、正当な商取引を装い、津市の金融機関で計約8480万円を出金した疑い。