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共同通信
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【ニューヨーク共同】経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換所大手FTXトレーディング創業者で、詐欺などの罪に問われたサム・バンクマンフリード被告の刑事裁判が3日、ニューヨーク州の連邦地裁で始まった。
バンクマンフリード被告は、これまでに無罪を主張。米メディアによると、この日はスーツ姿で出廷し、裁判では陪審員の選定手続きを行った。今後、実質的な審理に入る。検察側は元FTXグループ幹部を証人喚問する予定で、裁判は6週間続く見通しという。
FTXは2022年11月に経営破綻した。バンクマンフリード被告は同12月、バハマで逮捕され、詐欺やマネーロンダリングなどの罪で起訴された。