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共同通信
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【カイロ共同】シリア国営通信は5日、アサド政権が掌握する中部ホムスにある軍の学校に無人機(ドローン)攻撃があり、多くの死傷者が出たと報じた。シリア人権監視団(英国)は市民を含む60人以上が死亡し、120人が負傷したと伝えた。
学校では卒業式が行われていたという。国営通信はテロ組織の犯行としたが、犯行声明は出ていない。
一方、監視団は5日、シリア北東部の少数民族クルド人勢力地域で同日にトルコによるドローン攻撃があり、10人が死亡したと伝えた。トルコのドローン1機がクルド人勢力と連携する米軍主導の有志連合に撃墜されたとの情報も出たが、トルコ側は否定した。