バイデン大統領の愛犬転居

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共同通信
バイデン米大統領の愛犬「コマンダー」=2022年11月、ワシントンのホワイトハウス(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領の愛犬で、大統領警護隊員にかみつく騒ぎを起こしていたジャーマンシェパードの「コマンダー」が、ホワイトハウスから転居した。ジャンピエール大統領報道官が5日発表した。

 報道官は「大統領と夫人はホワイトハウス勤務者の安全を気にしている」と述べ、コマンダーのかみつき癖が収まらなかったことを示唆した。現在の居場所は明らかにしなかった。

 これまで公になったかみつきは10件程度だったが、CNNテレビによると実際はこれよりも多く、隊員が重傷を負った事例もあった。ホワイトハウス生活のストレスが、かみつきの原因だとの見方が出ていた。